Masahiro Saito
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紙の夢
2009
Kapo gallery、石川県金沢市
展示空間には断裁された紙が大量に敷き詰められている。
普段私たちが目にする紙は、文字や絵を描く事ができたり、印刷されて本の形になっている。
会場で目にするそのものは、そういった紙の機能や用途をとりはらわれた「紙」。
さまざまなメディアがあふれる現代では、紙は情報を伝えるためだけの素材である必要はない。
未来に紙はどんな形で私たちのそばに在るのか。この「紙」はどんな夢をみているのだろうか。
※会場のギャラリーはかつては印刷工場だった。その工場は郊外に移転していて、そこでは断裁された紙が毎日廃棄される。
通常、その紙はリサイクルに出されるが、展覧会のためにその紙を会期中のみ借用した。
企画・制作:齋藤雅宏、原嶋亮輔 イラスト:原嶋夏美
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